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教室紹介

滋賀医大病院救命士について

1.病院救命士について

本院では令和5年4月1日より2名の救急救命士を新規採用し、病院救命士として勤務を開始しています。また救命士の採用により、院内にメディカルコントロール委員会を新たに設け、多職種から構成される委員を選任して、病院救命士が臨床現場で実施する救急救命処置の質を担保しています。
我々病院救命士は、ER(救急外来)内で活動し、県内の救急隊からの収容依頼に素早く応需し、医師へと繋ぐ役割を担っております。
また、これまではERにて看護師が担ってきた業務をタスクシフトすることにより、本来の看護業務に専念ができる体制を構築していきます。
救急・集中治療部の基本方針でもある「依頼は断らない」を念頭に置きながら県内の救急隊と連携し、地域医療に貢献していきます。

2.業務内容

  1. 救急車搬送(2次・3次救急)患者の初期対応
  2. ホットライン対応
  3. 時間外独歩来院(初期救急)患者の初期対応
  4. 検査検体の移送
  5. 患者移送
  6. ER内での診療・処置・検査等の介助
  7. 救急救命処置の実施
  8. 救急室の物品補充及び資機材管理
  9. 各種レジストリー等の登録業務
  10. 医局会や院内勉強会への参加
  11. BLS教育や院内ICLSへの参加

3.病院救命士の一日

日勤(8:00~17:15)
8:00 朝カンファレンス
8:30 勤務開始
夜勤看護師からの引継ぎ
定期業務(物品チェック、物品補充、薬品の定数チェック、環境整備等)
救急患者の受け入れ対応等
12:00 昼休憩(60分)
救急患者の受け入れ対応や搬入患者の初期対応
17:15 勤務終了
夜勤(16:30~翌10:00)
16:30 勤務開始
日勤帯からの引継ぎ
定期業務(物品チェック、物品補充、環境整備等)
救急患者の受け入れ対応
独歩来院患者の初期対応
0:00 休憩(2時間)
救急患者の受け入れ対応
独歩来院患者の初期対応
8:00 朝カンファレンス
10:00 勤務終了

4.所属救命士の紹介

吉岡 大祐
(ヨシオカ ダイスケ)

経歴 教授
消防機関に20年勤務(救命士歴は15年)
消防学校教官、危機管理部勤務を経て本院病院救命士
資格 救急救命士、気管挿管・薬剤投与・拡大処置認定
ICLS認定インストラクター、JPTEC、MCLS、ISLS